眼鏡レンズ周縁加工に関する発明で「発明賞」を受賞
2005.07.01
ニデックは、平成17年度全国発明表彰において、眼鏡レンズ周縁加工に関する発明に関し「発明賞」を受賞しました。
受賞した日本特許第3011526号は、眼鏡フレームのレンズ枠の三次元枠データを入力し、三次元枠データに基づいてレンズ枠の周長を得て、 レンズ周縁に形成しようとするヤゲン軌跡の周長とレンズ枠の周長との周長差を補正させるよう、 ヤゲン軌跡データを補正するものです(関連特許 日本特許第3547273号;3662203号)。 この発明は、三次元周長補正という新しい概念を取り入れることにより、より精度のよい眼鏡レンズ加工を可能にし、 現在のレンズエッジャー及び通信加工にとって極めて重要な要素の一つとなりつつあります。
全国発明表彰は、大正8年の第1回帝国発明表彰にはじまり、 文部科学省、経済産業省、特許庁、日本経済団体連合会、日本商工会議所、日本弁理士会、朝日新聞社の後援により発明を完成した人、 実施化に尽力した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人を顕彰することにより発明の奨励・育成を図り、 我が国科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的とされています。
一覧へ戻る