流涙症治療の医療機器に関し販売契約を締結
2011.03.30
2011年3月30日
東レ株式会社
株式会社 ニデック
東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣)と、株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、 東レが製造販売する流涙症治療を目的とした医療機器に関する販売契約を締結しました。 本契約により、ニデックは日本市場における独占販売権を取得致します。
販売名: | “PFカテーテル”/“PFカテーテルⅡ” |
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医療機器の種類: | 管理医療機器 / 高度管理医療機器 |
承認番号: | “PF カテーテル” : 21500BZZ00088000 “PF カテーテルⅡ” : 21400BZZ00028000 |
今回の提携により、東レは、流涙症治療に取り組む医療関係者の方々へ本製品を 今まで以上に迅速且つきめ細かく提供することが可能となると考えています。 眼科医療機器の総合メーカーであるニデックは、これまで取り扱い製品がなかった流涙症などの涙器疾患分野へ進出し、 製品ラインアップの幅を広げると同時に、医療材料(装置以外の手術用具、消耗品など)ビジネスの強化を図ります。 また、両社は本製品の更なる普及を通じて、患者さまのQOL 向上に一層貢献できるものと確信しております。
なお本製品は、これまで株式会社ワック(本社:京都府京都市、代表取締役:中川皓夫)が総代理店として販売していましたが、 2011年3月23 日以降、ニデックが国内総販売元として引き継ぎます。
【補足】
流涙症:
眼疾患の一つで、涙が眼より常に溢れている症状をいいます。 涙の排出経路(涙道)の狭窄・閉塞などが要因の一つです。
“PF カテーテル”/“PF カテーテル”:
流涙症の治療に使用される医療機器です。 涙道の狭窄・閉塞部位をあらかじめ適切に拡張した後、本製品を涙道内に挿入・留置します。 一定期間留置した後、本製品は涙道から取り除かれます。
涙道の狭窄・閉塞部位に本製品を一定期間留置することで、人体の修復作用によって涙道が再形成され、管腔を長期間維持することを目的としております。
東レ株式会社について
東レはコーポレート・スローガン“Innovation by Chemistry”のもと、Chemistry(化学)を 核にInnovation(革新と創造)に挑戦し、「先端材料で世界のトップ企業」を目指しています。 東レは有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジー、およびナノテクノロジーをコア技術 として新製品・新技術の創出を進め、ライフサイエンス事業の拡大をめざします。
詳細はWeb サイトをご参照ください。
http://www.toray.co.jp/
株式会社ニデックについて
ニデックは、最先端の光学技術と電子技術を基に、医療分野、眼鏡店向け機器分野、コ ーティング分野という多彩な分野で世界市場に事業展開を行っている企業です。開発・製 造・販売・アフターサービスを一貫して行っており、製品を約120カ国に輸出しております。 眼科医療機器・眼鏡機器のリーディングカンパニーとして、世界中の人々が健康な生活を送ることができるようサポートしてまいります。
詳細はWebサイトをご参照ください。
https://www.nidek.co.jp
以 上
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