手持ちのデジタルメディカルスコープ「VersaCam™」を発売“デジタルの眼”で、患者への説明を容易に

2013.10.01

当社は、軽量かつコンパクトで取り扱い易い、 医師による患者情報の記録および患者への説明に使用するデジタルメディカルスコープ DS-10「VersaCam(バーサカム)」を発売いたします。

コントロールユニット + レンズ・アダプタ

商品情報

現在の医療現場では、患者と医師の信頼関係を構築する上で、 疾病の状況を説明するなどの情報共有をおこない、治療方針について患者に同意を得ることが必須となっています(インフォームド・コンセント)。 その際に、眼の中や耳の中の様子など、患部の情報を提示しながら説明する場合があります。 今回の新商品、VersaCamでは、疾病の状況をデジタル画像で撮影・記録し、医師による患者への説明を助けます。

販売名: ページ下部「販売名・機器分類表」を参照してください。
発売日: 2013年10月1日

商品特長

「VersaCam」は、軽量かつコンパクトで取り扱い易いハンディタイプの装置で、撮影、表示および撮影画像の保存を可能にします。 一眼レフカメラのレンズのようにレンズ・アダプタを交換することで、さまざまな診療科のニーズにお応えできます。本商品のおもな特長は、次の2点です。

1. ハンディタイプのデジタル撮影機器

デジタル画像として記録し、患者と医師との情報の共有化ができることから、インフォームド・コンセントを補助します。また、撮影した動画や静止画は、コンピューターへUSB接続で転送が可能です。これにより、治療後の経過観察などを、患者に説明して確認していただくことが可能になります。 また、手持ちで簡単に使用できることから、ベッドから起き上がることが難しい介護現場や病床の患者、乳児などに負担をかけることなく撮影が可能です。

2. 眼科、内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科などの多彩なニーズに対応

本商品は、装着するレンズ・アダプタを交換することで、病院のさまざまな診療分野やシーンのニーズにお応えできます。

商品背景

近年、日本の医療現場では、インフォームド・コンセントが重要視されています。これまで手軽に持ち運べ、簡単に身体の各部位を観察・撮影できる医療機器があまりありませんでした。

  このたび、当社は、眼科医療機器メーカーとしてのこれまでの経験を活かし、眼科だけでなく内科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科をはじめとする、各診療科においてインフォームド・コンセントの推進に貢献できる「デジタルメディカルスコープ VersaCam」を、国内を含む全世界へと展開いたします。

  事前調査の結果では、これまでお付き合いいただいている眼科の医師だけでなく、眼科以外の医師からも大きな期待をいただけており、当社にとって新たな分野である内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科などの診療科のほか、健診施設、老健施設、遠隔医療関連などへ採用いただけるように営業活動を進めてまいります。

商品名「VersaCam」の由来

レンズ・アダプタを交換することで、さまざまな分野に適応可能なデジタルイメージカメラであることから、「多才な、多芸な」という意味の”Versatile”とカメラを意味する”Camera” を融合し、「VersaCam(バーサカム)」と名づけました。

その他の情報

販売名・機器分類表

販売名 機器分類
デジタルメディカルスコープ
DS-10F
管理医療機器/
特定保守管理医療機器
デジタルメディカルスコープ
DS-10E
一般医療機器
デジタルメディカルスコープ
DS-10D
一般医療機器
デジタルメディカルスコープ
DS-10G
一般医療機器
コントロールユニット
DS-10EA
一般医療機器/
特定保守管理医療機器
デジタルメディカルスコープ
DS-10EA
一般医療機器

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