マルチファンクションエッジャーMe 1200 ポーランドの展示会でも金賞受賞
2010.12.21
受賞式の様子 右から2番目が現地代理店の社長 |
当社のマルチファンクションエッジャー Me 1200は、2010年11月26日〜27日にポーランド西部の都市ポズナンで開催された眼鏡展示会: OPTYKA(オプティカ) 2010において、金賞を受賞しました。Me 1200の海外展示会での受賞は、9月のフランスのSilmo(シルモ)国際眼鏡展に続き2度目となります。
OPTYKAは、ポーランドで2年に一度開かれる展示会で、今回が2回目の開催となります。 この展示会では、優れた眼鏡フレーム、レンズ、レンズ加工機器、検眼機器などに“MTP GOLD Medal”という賞が展示会主催者より贈られますが、 今回は当社のMe 1200を含む5製品が選ばれました。 第1回目である2年前には、パターンレスエッジャー“Lex 1000”で同賞を受賞しており、連続の金賞受賞となりました。
Me 1200 |
マルチファンクションエッジャーは、メガネレンズをフレームに合わせて加工する機械“レンズエッジャー(注1)”のハイエンドモデルで、 レンズ加工におけるさまざまな機能を備えています。 “三次元穴明け”、“三次元溝掘り”といった革新的な機能も搭載しており、前モデル(初代)の発表時から、眼鏡業界をリードする製品として高く評価されています。
その最新モデルであるMe 1200は、従来からの高い機能性に加え、ハイカーブサングラスのレンズで用いられる特殊加工など専門性の高い新機能を追加しています。 また、コンパクト化され、静音性や操作性も格段に向上しており、ユーザーにとってより使いやすい仕様となっています。
“MTP GOLD Medal”の表彰状 |
今回の受賞は、前述の機能面やレンズ形状・面積の測定方式の開発といった技術面などを総合的に評価されたのではないかと受け止めています。 金賞の連続受賞を弾みとして、今後、欧州をはじめ国内外における販売強化に努めてまいります。
注1) レンズエッジャーについて
レンズエッジャーとは、メガネを作る際、選んだメガネフレームの形状にあわせ、メガネレンズを自由な形に加工するための機械で、 主に眼鏡店の店舗内に設置されています。(大量加工用の機種もあります。)
レンズ加工は、以前は熟練の技術者によって手作業でおこなわれていましたが、レンズエッジャーの進化により、 ほとんどのレンズ加工を自動でおこなえるようになりました。 ツーポイントフレーム(レンズに穴をあけて固定するタイプ)の穴明けは、長年機械化が難しいと言われていましたが、 マルチファンクションエッジャーでは、三次元で形状を把握し正確に穴明けができるため、眼鏡業界では高く評価されています。
一覧へ戻る