ニデックの測定装置ARK-1s Silmo 国際眼鏡展にて最優秀賞受賞
2013.10.03
当社の屈折度測定装置/角膜曲率半径測定装置のオートレフケラトメータ ARK-1sが、2013年9月26日から29日にかけてフランス・パリでおこなわれた国際眼鏡展示会:Silmo(シルモ)展において、 最優秀作品賞であるSilmo d’Or(シルモ金賞)を受賞しました。
今回のARK-1sの受賞は、2008年度の角膜形状解析装置 OPD-ScanⅡ、2009年度の測定装置ARK-560A、2010年度のレンズ加工機Me 1200に続き、4度目となります。
Silmo展は、フランス内外から多くの眼鏡関係者が来場する、ヨーロッパ最大級の眼鏡展示会です。 毎年3万人あまりの方が来場し、会場では世界中の眼鏡フレームや眼鏡機器のメーカーから魅力的な新モデルなどが発表・展示されます。
Silmo d’Or(シルモ・ドール)とは、この展示会において、眼鏡フレーム、レンズや加工機器、検眼機の各分野において優れた商品に与えられる最優秀作品賞のことです。
今回の受賞を励みとし、今後も当社は、革新的で世界中の皆さまにお使いいただきやすい製品開発に取り組んでまいります。
<参考資料>
オートレフケラトメータARK-1sは、正視に必要な補正レンズ度数や角膜のカーブの度合いなどの測定(他覚測定)と、 内部に視力表を表示することで、簡単な自覚による測定(自覚測定)をおこなう装置です。この機能は、他覚測定の結果から、 その度数のメガネをかけたときと同じ見え方を体感できる他、球面度数を変更して見え方の変化を確認することも可能です。 また、近くを見るときの度数検査も可能であり、老視のチェックにも役立ちます。さらに、こうした補正をおこなった場合と、 裸眼時や、従来のメガネやコンタクトレンズをかけたときとの違いを、視力表を見ながら、具体的かつ簡単に体感、比較することもできるため、検査を受ける方への説明がしやすくなります。 また、眼底からの反射光を利用して眼透光体の混濁の様子を確認することや眼の調節力を検査する機能が追加されました。新機能により、短時間での眼の調節力検査が可能となりました。
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