ニデックのレンズ加工機Me 1200″Ponts d’argent”受賞

2014.06.24

左からMichel POUX(フランス子会社 眼鏡営業課長)  Franck SANTONI(フランス子会社 営業部長)

当社のレンズ加工機マルチファンクションエッジャー Me 1200が、フランスの大手眼鏡雑誌”Inform’ Optique”が主催する賞”Ponts d’or”のInstruments部門で、銀賞Ponts d’argentを受賞しました。

Ponts d’orは、2年に1度、フレーム、レンズ、コンタクトレンズ、機器などを対象に贈られる賞で、フランスの眼鏡店の投票により選出されます。 Me 1200の受賞は、2006年マルチファンクションエッジャー ME-1000の銀賞Ponts d’argent受賞、2008年オートレフケラトメータARK-530Aの金賞Ponts d’or受賞、 2010年パターンレスエッジャーLex 1000の銀賞Ponts d’argent受賞に続き、4度目の受賞です。


Me 1200

マルチファンクションエッジャーは、メガネレンズをフレームに合わせて加工する機械“レンズエッジャー(注1)”のハイエンドモデルで、 レンズ加工におけるさまざまな機能を備えています。 “三次元穴明け”、“三次元溝掘り”といった革新的な機能も搭載しており、前モデル(初代)の発表時から、眼鏡業界をリードする製品として高く評価されています。

その最新モデルであるMe 1200は、従来からの高い機能性に加え、ハイカーブサングラスのレンズで用いられる特殊加工など専門性の高い新機能を追加しています。 また、コンパクト化され、静音性や操作性も格段に向上しており、ユーザーにとってより使いやすい仕様となっています。

注1) レンズエッジャーについて

レンズエッジャーとは、メガネを作る際、選んだメガネフレームの形状にあわせ、メガネレンズを自由な形に加工するための機械で、 主に眼鏡店の店舗内に設置されています。(大量加工用の機種もあります。)レンズ加工は、以前は熟練の技術者によって手作業でおこなわれていましたが、レンズエッジャーの進化により、 ほとんどのレンズ加工を自動でおこなえるようになりました。ツーポイントフレーム(レンズに穴をあけて固定するタイプ)の穴明けは、長年機械化が難しいと言われていましたが、 マルチファンクションエッジャーでは、三次元で形状を把握し正確に穴明けができるため、眼鏡業界では高く評価されています。

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