「オートレフケラト/トノメータ TONOREF II」が好評!

2008.07.30

株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は オートレフケラトメータとノンコンタクトトノメータの機能を併せ持つ「TONOREF II (トノレフツー)」を2008年6月20日に発売し、眼科市場にて高い評価を得ています。

本装置は、眼科で行われる3つの主要な測定機能(屈折度測定機能、角膜曲率半径測定機能、眼圧測定機能)を1つに搭載した、国内では唯一の装置です。 診療スペースの縮小はもとより、患者様が装置間を移動することなく測定できるため、身体的・精神的負担の軽減にもつながります。

従来、これらの3つの主要な測定機能を1つに搭載することは、技術的に困難と言われていました。 そのような中、2004年に当社は「RKT-7700 / TONOREF」を開発し、世界で初めて実用化に成功しました。 今回発売した「TONOREF II」は、「RKT-7700 / TONOREF」の後継機として、各機能を大幅に向上させています。

<参考資料>

オートレフケラトメータ:
他覚的に眼球の近視、遠視、乱視等の屈折度を測定する機能と、コンタクトレンズの処方や眼内レンズの度数決定に必要な角膜曲率半径を測定する機能を併せ持つ装置。

ノンコンタクトトノメータ:
非接触で眼球の硬さ(眼圧)を測定し、緑内障の早期発見(スクリーニング)、経過観察に使用する装置。

従来機種からの主な変更点:

  • 測定部体積を25%小さくし、開瞼性などの操作性を向上しました。
  • ピューピルゾーン測定方式を採用し、より自覚値に近い高精度な測定データを得られるようになりました。
  • 測定光源にSLD(Super Luminescent Diode)を採用し、従来では測定が難しいとされていた、白内障などの疾患がある患者様の他覚的屈折度測定が容易になりました。
  • 眼圧測定時の空気吐出圧や測定音を小さくし、患者様の負担を軽減しました。

販売に関するお問合せ先: 株式会社ニデック 医療営業部 (TEL:0533-67-8890)

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