健診機関の声を活かした自動視力計 NV-350を発売4ヶ国語音声ガイドで外国人雇用企業もサポート
2011.04.26
当社は、2011年4月27日(水)から、簡単にセルフチェックが可能な“自動視力計”の新モデル「NV-350」を発売します。従来機の特長に加え、健診機関の声を活かしたさまざまな改良をおこないました。
販売名: | 自動視力計 NV-350 |
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発売日: | 2011年4月27日(水) |
機器分類: | 一般医療機器 |
届出番号: | 23B1X00023000136 |
通常の視力検査装置では測定担当者の案内が必要になりますが、自動視力計は、人が近づくと自動で音声ガイダンスが流れ、 担当者の補助なしで測定を進めることが可能です。音声の案内どおりに装置内部を覗き込み、 見える視標(ランドルト環)の環の切れ目の方向に手前のレバーを倒したり、視標が見えにくい時に[×]ボタンを押したりするだけで、 遠用(遠くを見る)、近用(近くを見る)の両方の視力測定がおこなえます。 簡単なガイダンスで、子どもから高齢者までどなたでも簡単、スピーディーに測定ができるので、 地域や学校の集団健診などでも活用されています。
今回発売するNV-350は、健診機関のニーズにお応えするため、自動視力計をご使用中の施設から聞き取り調査をおこない、 その要望を基に検討を重ねて開発しました。外国人を多く雇用する企業での健診をサポートするため、 ガイダンスの音声を多言語化(日本語、英語、中国語、ポルトガル語)したほか、 ガイダンスによる測定から担当者による測定まで幅広く対応できるようにしました。 また、訪問健診時などの装置の持ち運びを考慮して軽量化(7kg、従来機30%減)し、 記録用紙のオートカット機能を追加するなど利便性の向上も図っています。
近年、健診をはじめ予防医学の重要性はますます高まっています。 今後、第一段階として健診市場への浸透を図り、将来的には日常的な視力のセルフチェックに活用いただけるよう、 血圧計と同様に医療機関の待合室や公共機関のロビーなど、さらに幅広い施設への普及を目指してまいります。
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