オートレフケラトメータ
ARK-1

ここから先のページは、日本国内の医療関係者を対象として当社の医療向け製品情報を提供しております。
国外の医療関係者、および一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、対象外の方は閲覧をご遠慮ください。


オートレフケラトメータ
ARK-1

レフケラを超えたレフケラ Superior Auto Ref / Keratometer

特長

・より広い瞳孔領域を使用した屈折度を測定(ラージピューピルゾーン測定方式)
・アコモドメータ機能搭載(負荷調節測定、調節力測定、調節機能測定)
・眼透光体の混濁状態を把握(徹照像撮影 & NIDEK Cataract Index)
・3Dオートトラッキング & オート測定、チルト付き6.5インチ液晶モニター

機能・性能

ラージピューピルゾーン測定方式

瞳孔内最大でΦ6mmゾーンの測定をおこないます。(Φ2mmの小瞳孔でも測定可能です)
瞳孔領域を通過する光を広範囲で測定することで、より自覚値に近い高精度な測定データを得ることができます。中心のみの測定と比較し、値に差が生じる場合、瞳孔径*1の視力への影響を評価できます。

*1瞳孔径も同時に測定します
*2測定エリアの光束をリングレンズを通して得られたキャプチャイメージ
測定値の信頼係数が「7」以下の場合、設定により画面右下に表示させることができます。

SLD光源/超高感度CCDカメラ採用

測定光源に、SLD(Super Luminescent Diode)を採用することで、従来のLED光源より、シャープな測定リング像が得られます。
超高感度CCDカメラを採用することで、測定光の眼底からの反射が少ない場合でも、検出能力が大幅に向上しました。

SLD光源と超高感度CCDカメラを合わせることにより、
白内障など中間透光体に混濁のある被検者でも高感度な測定データを得ることができます。

雲霧をより効果的に実施

被検者の乱視を柱面レンズで補正し、内部固視標をよりはっきり見せたのちに雲霧(フォグ)を掛けます。レフ測定において、乱視の強い被検者でも調節の介入を抑えることが可能です。

ケラト測定にマイヤーリングを採用

瞼の影響を受けにくいマイヤーリングで角膜曲率半径を測定します。

アコモドメータ機能

負荷調節測定(ARK-1sのみ)

調節異常、眼精疲労、視力検査の精度向上を目的とし、雲霧下、遠方、近方時の調節波形を測定します。
内部固視標の屈折度を等速度に変化させ、追随する被検者の屈折度を連続で測定します。

正常

眼外傷

症例提供:中島眼科クリニック
院長 中島 伸子 先生

 

調節力測定

遠方から近づいてくる内部固視標に被検者がピントを合わせ続けることで、調節力を他覚的に測定します。また、調節反応を確認しながら内部固視標の距離をコントロールする機能により、調節力が弱い被検者に対しては検査時間の短縮が可能です。

正常

老視

 

調節機能測定 AA-2 (オプションソフト)

眼精疲労の原因のひとつ「調節緊張」を定量的に表示します。
<調節反応量>と<調節微動>を測定し、被検眼の調節緊張程度を解析・表示します。

正常

調節痙攣(重度)

 

*この調節機能状態(傾向)の分類は参考的なものです。判断は必ず医師が解析結果表示グラフ等を確認しておこなってください。

徹照像撮影 & NIDEK Cataract Index

眼底反射光を利用した徹照像から、眼透光体の混濁の様子が観察できます。 さらに混濁度合いの段階表示機能が、病変の進行状態の把握をサポートします。

混濁が重度の眼

混濁が軽度の眼

 

COI.H:中心部直径3mm 領域内の混濁部分の大きさ(高さ方向の直径):mm
COI.A:中心部直径3mm 領域内の混濁している領域の割合:%
POI:周辺領域全周のうち混濁している領域の割合:%

注意

混濁の指標値は、参考値としてお取り扱いください。
次の条件下で撮影された場合は、実際とは異なる指標値を示すことがあります。
・アライメントの位置により、瞳孔の縁が暗く映る場合
・混濁にピントが合っていない場合
・角膜頂点による観察光の反射輝点が発生している場合
また混濁部の位置によっては、瞳孔検出が正しくおこなえず、Φ3mm円の表示位置がずれる場合があります。
この場合も、実際とは異なる指標値を示す場合があります。

3Dオートトラッキング&オート測定

上下・左右・前後方向で自動追尾し、より適した位置で自動測定を開始します。
(AR-1は上下1Dオートトラッキング)

 

チルト機構付き6.5インチ液晶モニター

チルト機構を使用すれば、立って測定する場合でもモニターが見やすく、操作が容易です。

 

イージーローディング&オートカッター

簡単でスピーディーなプリンター用紙交換作業が可能です。
プリントアウト後、用紙は一部を残して自動的にカットされます。

 

 

 

検査データをNAVISへ転送

医療情報システム NAVIS-AZU、診療向け電子カルテシステム NAVIS-CLへのデータ転送が可能です。
(他社電子カルテ、ファイリングソフトへのデータ転送については、弊社担当者へご確認ください)

 

電動あご台上下スイッチ

手元のボタンで、あご載せ台を上下させることが可能です。
手元で操作できるので回りこむ必要もありません。スムーズな測定を実現します。

 

 

 

 

 

Eye Careカード対応

本体中央下部にEye Careカード用スロットを標準装備
自動検眼システムへのデータ送信、オートレンズメーターからのデータ受信も自由自在
コードレスでおこなえます。

 

 

 

メガネ置き

機能比較
ARシリーズ ARKシリーズ
機種 負荷調節レフ
AR-1s
AR-1a AR-1 負荷調節レフ
ARK-1s
ARK-1a
レフ測定
乱視矯正下の雲霧
ケラト測定
負荷調節測定
調節力測定
調節機能測定 AA-2
(オプションソフト)
NIDEK Cataract Index
視力検査/グレアテスト
角膜径測定 自動 自動
瞳孔径測定 自動 自動 自動 自動 自動
トラッキング 3D 3D 上下のみ 3D 3D
ニデック延長保証サービス 安心パック

仕様

販売名
オートレフケラトメータ ARK-1s
機器分類
一般医療機器
認証番号
23B1X00023000157
希望小売価格
販売名
オートレフケラトメータ ARK-1a
機器分類
一般医療機器
認証番号
23B1X00023000156
希望小売価格

資料ダウンロード

ニデックWeb会員様限定コンテンツです。